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Special

演出インタビュー

人気小説『四畳半神話大系』を改稿し、1年間をかけて、月光斜での舞台化構想を練った演出・ミッキー最高。彼に直撃インタビューをしてみました!

​Q.小説『四畳半神話大系』を舞台化しようと思ったきっかけは何ですか?

A.昨年の冬、不意に本棚にあった『四畳半神話大系』に手を伸ばしたことがきっかけです。この作品の“あるセリフ”がわたしの心に刺さり、見える世界が少し明るくなりました。それと同時にこの作品を京都の大学に通う学生が、演劇サークルという箱のなかでこの物語を描くことに強い意味を感じ、僕らにしかできない、僕らなりの解釈で、この作品をお芝居という形で皆様に届けたいと思いました。

​Q.脚本づくりの際に、どういった点で苦労しましたか?

A.森見登美彦先生の小説の面白さは、その独特の言い回しと会話以外の説明描写だと思っています。

それらの良さを演劇に落とし込んでいく過程が非常に難しかったです。またわたし自身、森見先大ファンなので、取り込みたい要素が多く、その取捨選択に一番時間がかかりました。

​Q.今公演で、なにか挑戦したことはありますか?

A.近年の月光斜ではあまり見られなかった「オムニバス」風の舞台であるということですね。今作品は主人公・“私”が、一回生の春に選んだそれぞれの世界を描くパラレルエンターテイメントです。そため、章ごとにキャラクターの関係性や経歴が微妙に変わってくるため、役者はもちろんのこと、台効果全体がその微妙な差異を見せられるような工夫をしています。​

​Q.企画広報で力を入れたポイントはありますか?

A.京都が舞台の物語ということで、企画広報全体でその特性を生かした宣伝活動を行っております。

もしかしたら、『四畳半』と所縁の深い場所にも月光斜の面影が見えるかも!?見つけたら「#ツキタミ」をつけてシェアしてほしいですね!

​Q.今公演の見所を教えてください。

A.挙げだしたら本当にキリがないですね(笑)非常にボリューミーで、原作の緻密なストーリーライン、見れば見るほど増えていく伏線やデジャブ、ポップでキャッチーなオープニングなどなど……小説やアニメとも違った表現となる『月光斜の四畳半』となっています。是非とも、劇場でご覧ください!

​Q.最後に、今公演への意気込みをどうぞ!

A.劇団月光斜50周年のアニバーサリーイヤー最後の本公演!構想期間1年間の意欲作となっています。気合い十分!面白いものをお届けしますので、是非ともご来場ください。お待ちしてます!!

 

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